レディ・オア・ノット
上映日:日本上映なし/ 製作国:アメリカ / 上映時間:95分
監督:マット・ベティネッリ=オルピン/タイラー・ジレット、 主演:サマラ・ウィーヴィング
鑑賞日:2020/8/13
鑑賞媒体:DVDレンタル
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★の数について
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★★ 残念。
★ うーん。
<あらすじ>
グレースは名家の御曹司アレックス・ル・ドマスと結婚することになり、ル・ドマス家にて披露宴を行った。その日の夜、グレースは「新しい家族が出来たら全員でゲームをする」というル・ドマス家の伝統に参加することになり、くじ引きの結果、一同はかくれんぼで遊ぶことになった。グレースは普通のかくれんぼのつもりで広大な屋敷の中で隠れ場所を探すが、ル・ドマス家の面々は何故か手に武器を取り、グレースを探し始めた。夜明けまで生き残ればグレースの勝ち、生死をかけたかくれんぼが始まった。
<感想>
やられたー。
映画の冒頭から、このかくれんぼの意味は暗示されていたのに、何気なく見過ごしてしまった。ル・ドマス一家がトランプやボードゲームなどのゲーム事業で財を成したという設定の隠れ蓑が利いている。
アメリカ本国では、配給元のフォックス・サーチライト・ピクチャーズの最大の公開規模の作品なのに、日本では未公開。
こういう良作映画でも、公開されないんだなあ、と思うと感慨深く、未公開作品を観る楽しみが増える。
とても面白かった。
以下に良かった点と残念だった点を述べていきたい。
<良かった点>
斬新な設定
もう設定の勝利という他ない作品。
しかも、命がけのかくれんぼの理由もしっかりと明かされる辺り親切で、作りこみがしっかりとされていると感じた。
最高のシチュエーションホラー作品。
純白なウエディングドレスが、一族との殺し合いの末に、千切れ血に汚れていき、そして、あのラストのヒロインの姿。グロくて、痛快。
ある意味胸がスカッとする映画ではある。
新郎からの「逃げてもいいんだ、今すぐに。覚悟は出来た?」の問いかけからの『Ready or not』のタイトルが出てきたり、かくれんぼの古い調子の唄に合わせて、家人たちが次々に武器を取ったりと、遊び心が溢れた演出も良かった。
非常に楽しめた。
銃で撃たれて、顔や手に穴が開いたり、鉄柵で皮膚が裂けたりと、結構グロくて痛々しい描写もあるので、苦手な方は注意。R15指定だしね。
<残念だった点>
特になし。
登場人物が多く、名前が覚えづらいが許容範囲。
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ユーザー名は「ドラえもんは猫型ロボット」です。
興味あれば除いて見てください。
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