余談①1分間タイムマシン(短編映画)
普段の映画感想をつらつら述べる投稿ではなく、余談です。
短編映画を何本か見たので、さくっと感想を上げていきたいと思います。
まずは、
『1分間タイムマシン』
製作:アメリカイギリス / 上映時間:6分
監督:デボン・アベリー ジャンル:ショートフィルム・短編
鑑賞媒体:Amazon Prime Video
【あらすじ】
公園のベンチに座っているレジーナを口説きたいジェームズは、一分間ライムマシンを持って彼女を誘う。誘い文句に失敗すると、何度も過去に戻ってやり直すジェームズは、ついに彼女の関心を惹いて、家まで行くことが決まったのだが、その際に、レジーナは持っていた本を落としてしまう。彼女が持っていた本は量子力学に関する本で、タイムマシンに興味があるという……。
【感想】
ベンチに座ってきたジェームズに向かって、初対面のレジーナが一言。
「それ、1分間タイムマシンじゃないの?」
なんでわかったんだ! と思ったジェームズは、手に持った小型タイムマシンを見る。
そこには「1分間タイムマシン」と書いてあった!
アメリカンコントから入る掴みは最高。
笑わせてもらった。
構成も6分間とは思えないほどにしっかりと作られている。
ジェームズが行うタイムトラベルの弊害についてや、男女間の駆け引き。
本当の意味でのワンシチュエーションでありながら、SF映画としてのアプローチに、恋愛映画としての微笑ましさをオチに使う構成の巧さ。
YouTubeで動画観るようにさくっと見れて、満足感の高い作品。
短編映画の面白さや奥深さを感じられる1本。
過度な期待は厳禁だが(なにせ6分間しかないので)、Amazon Prime Video会員なら、只今(2020年9月現在)見放題なので、見ておいて損のない1本だと思う。